Pythonで文字列の先頭と末尾が特定の文字列か判定（startswith, endswith）

この記事では、Pythonの文字列メソッドであるstartswith()とendswith()の使い方を解説します。これらのメソッドを使うことで、文字列の先頭または末尾が特定の文字列と一致するかどうかを簡単に判定できます。様々な例題を通して、これらのメソッドの使用方法と応用方法を学びます。

startswith()メソッドの使い方

startswith()メソッドは、文字列が特定の文字列で始まるかどうかを判定します。引数には、判定したい文字列を指定します。一致する場合はTrue、一致しない場合はFalseを返します。

string = "Hello, world!"
print(string.startswith("Hello"))  # True
print(string.startswith("World"))  # False
print(string.startswith("He"))     # True

大文字と小文字を区別します。

string = "Hello, world!"
print(string.startswith("hello")) # False

endswith()メソッドの使い方

endswith()メソッドは、文字列が特定の文字列で終わるかどうかを判定します。引数には、判定したい文字列を指定します。一致する場合はTrue、一致しない場合はFalseを返します。

string = "Hello, world!"
print(string.endswith("! "))    # False
print(string.endswith("!"))     # True
print(string.endswith("world!")) # True

startswith()メソッドと同様に、大文字と小文字を区別します。

string = "Hello, world!"
print(string.endswith("WORLD!")) # False

実践例：ファイル名の拡張子判定

startswith()とendswith()は、ファイル名の拡張子判定などにも役立ちます。

filename = "image.jpg"
print(filename.endswith(".jpg"))  # True
print(filename.endswith((".jpg", ".png"))) # True
filename2 = "document.pdf"
print(filename2.endswith((".jpg", ".png"))) # False

注意点

startswith()とendswith()メソッドは、大文字と小文字を区別します。大文字と小文字を区別せずに判定したい場合は、文字列を小文字に変換してから使用してください。

string = "Hello, world!"
print(string.lower().startswith("hello")) # True

PYTHON MEBY