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Pythonでリストの要素数を取得（len）

この記事では、Pythonでリストの要素数を取得するlen()関数の使用方法について説明します。基本的な使用方法から、len()関数を使用する際の注意点まで、具体的な例を用いて解説します。

目次

len()関数の基本的な使い方

Pythonでリストの要素数を取得するには、組み込み関数`len()`を使用します。`len()`関数は、リストだけでなく、文字列、タプル、辞書など、様々なシーケンス型のデータの要素数を返すことができます。

my_list = [1, 2, 3, 4, 5]
list_length = len(my_list)
print(f"リストの長さ: {list_length}")

上記のコードでは、`my_list`というリストを作成し、`len()`関数を使用して要素数を取得しています。`print()`関数で結果を出力すると、リストの長さである5が表示されます。

len()関数の使用例

いくつかの使用例を以下に示します。

empty_list = []
print(f"空リストの長さ: {len(empty_list)}") # 出力: 0

string = "hello"
print(f"文字列の長さ: {len(string)}") # 出力: 5

nested_list = [[1, 2], [3, 4, 5]]
print(f"入れ子リストの長さ: {len(nested_list)}") # 出力: 2

上記のように、`len()`関数はリストだけでなく、文字列や入れ子になったリストなどにも適用できます。

リスト以外のデータ型への適用

`len()`関数は、リスト以外にも、タプル、文字列、辞書などのシーケンス型データの要素数を取得できます。

my_tuple = (1, 2, 3)
print(f"タプルの長さ: {len(my_tuple)}") # 出力: 3

my_string = "Python"
print(f"文字列の長さ: {len(my_string)}") # 出力: 6

my_dict = {"a": 1, "b": 2}
print(f"辞書の要素数: {len(my_dict)}") # 出力: 2

ただし、辞書の場合、要素数はキーの数になります。

注意点

len()関数を使用する際の注意点として、引数にリスト以外のデータ型を渡した場合、エラーが発生する可能性があります。

  • `len()`関数は、シーケンス型データに対してのみ使用可能です。
  • 非シーケンス型のデータ型(例: 整数、浮動小数点数) に対して `len()` 関数を使用しようとすると、`TypeError` が発生します。
  • リストが非常に大きい場合、`len()`関数の処理に時間がかかる可能性があります。

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